![]() |
![]() ![]() |
![]() |
■ 研修対象 | 新入社員(IT系) |
■ 研修期間 | 2ヶ月 |
■ 研修の特徴 | 上流工程から下流工程までの一貫教育により、OJTと同等以上の高い教育効果が生み出されます。 また、技術者としてのスキルはもとより、知識・技術の獲得方法、プロジェクトの中での振る舞い、文書技法、プレゼンテーションなど、仕事を進める上での重要なノウハウも身につきます。 |
回 | 区分・テーマ | 項目 | 内容 | 目的・キーワード | 成果物等 |
1 |
システム開発者に必要なハード・ソフト及びシステムの基礎知識を習得する。 |
研修キックオフ | 研修スケジュール・内容の説明 | モチベーションの喚起、現状認識 | レポート |
コンピュータの基本原理 | データと抽象化、周辺装置 | 演習やレポート作成を通じて、ITの基礎を有意性あるものとして認識し、この後の研修において継続して知識が深められるように方向性を見出す。 また、情報処理技術者試験合格のための意識を高める。 |
|||
2 | CPUと記憶装置 | CPUの動作原理、記憶の仕組み | レポート | ||
データの流れ、制御の仕組み | |||||
3 | データ表現、OS | データ表現、論理と演算 | レポート | ||
OSの機能と役割 | |||||
4 | ファイル編成とDB | Access(データ管理の演習) | 演習レポート | ||
ネットワーク、信頼性 | データ伝送、OSI | ||||
5 |
アルゴリズムとプログラムの基本文法・形式を理解する。 (言語は「C言語」を想定) |
「道路を渡る」を考える | 状況と振る舞い | アルゴリズムを考え、それをフローチャートで表現する。 論理的な思考を徹底的に鍛え、自分でプログラムが組めるようにする。 |
フローチャート |
前提条件と問題解決の手順 | |||||
6 | アルゴリズムとデータ構造 | 配列操作、文字列操作 | |||
整列/探索アルゴリズム | |||||
7 | C言語【演習】@ 『星座占い』 |
エディタ | プログラムの要素 | ソースコード | |
コンパイルと実行 | プログラムの作成手順 | ||||
8 | C言語【演習】A 『注文書』 |
データと配列 | プログラムの基本構造 | ||
ファイル処理 | 構造化の考え方 | ||||
9 |
Oracleを通じて、RDBの概念を理解する。 |
SQL入門 | データ定義とデータ操作 | アプリケーション開発において、必要なSQLの知識を習得する。 | 小テスト |
スキーマ、表定義、ビュー定義 | |||||
10 | Oracle概要 | クライアントとサーバー | Oracleの基本操作及び資格試験合格に向けての学習方法を学ぶ。 | 小テスト | |
Oracle操作、資格試験概要 | |||||
11 |
要件定義から運用保守に至るシステム開発の流れを理解する。 |
システム開発の概要 | 上流工程と下流工程、SDLC | システム開発の基本技法及びシステムの本質、システム的なものの見方を学ぶ。 | レポート |
要求分析とスコープ | |||||
12 | 構造化技法、管理と運用 | 小テスト | |||
情報化の課題 | |||||
13 |
プログラム設計〜実装までの演習を通じて、Javaプログラミングのスキルを身につける。 |
解析する | プログラムの設計/実装例の解析 | JDK、クラスライブラリ | ソースコード 【評価考察資料】 |
プログラムの仕組みと道具立て | コマンドプロンプト、GUIとイベント | ||||
14 | 使ってみる | オブジェクト指向プログラミング | クラスとインスタンス | ||
クラス設計の考え方 | メソッド、プロパティ | ||||
15 | 組み立てる | クラスと機能、機能分析 | モデル化、抽象化、論理思考 | ||
クラスの役割と関係 | 設計クラス図、継承、汎化、集約 | ||||
16 | 作ってみる(総合演習) | 要求分析 | JDBC、実現範囲の決定 | ||
クラス設計 | クラスとその関連、マッピング | ||||
実装、テスト、フィードバック | エクステンド、インプリメント | ||||
17 |
オブジェクト指向の概要を理解し、UMLを使って実際に分析・設計を行う。 |
オブジェクト指向とは | 現実世界とソフトウェアの世界 | カプセル化、ポリモーフィズム | ダイアグラム |
システム開発の変遷 | 生産性の向上、技術のBlackBox化 | ||||
オブジェクト指向開発 | イテレーションとインクリメント | ||||
18 | UMLの概要と動向 | UMLの目的と由来 | 可視化、ラウンドトリップ、MDA | ||
抽象化とモデリング | 状態遷移 | ||||
概念モデリング、分析モデリング | ダイアグラムの体系 | ||||
19 | UMLを使った分析・設計演習 | オブジェクトの抽出、クラス図 | 属性と操作 | ||
ユースケース図とユースケース記述 | アクター、システム境界、主成功シナリオ | ||||
動的モデリング | シーケンス図他 | ||||
20 |
簡単なWebアプリケーション開発演習を通じて、Java及びその関連技術の活用方法を修得する。 |
要求仕様を考える | 対象業務の分析、システム要件 | システム化とUML | レポート |
要求分析、シナリオの作成 | 画面遷移、MVCモデル | ||||
21 | Java開発環境 | Javaの地図 | EJB、JSP/Servlet/JavaBeans | ||
アーキテクチャを踏まえた分類 | API、ASP、Apache、Tomcat | ||||
22 | クラス設計〜実装演習T | 実装イメージの把握 | JDBC、JavaとXMLの親和性 | ||
Webアプリの特徴 | PHP統合開発環境、Eclipse | ||||
23 | 実装演習U | パッケージ構成への実装 | フレームワークとコンポーネント | ||
設計したクラスの実装 | デザインパターン | ||||
24 | 実装演習V | 実装コードとテストコード | Junit、テストケース | ||
Java修得の私的ロードマップ | 知識獲得と知識の構造化 | ||||
25 |
情報システムが何のために開発されるかを考察し、その目的と仕様を明確にする。 |
システム開発キックオフ | システム開発目標、進め方 | グループワークに向けた準備作業と意識付けを行う。 | 企画書 |
問題解決技法 | 帰納的アプローチ | ||||
26 | プロジェクトの役割 | メンバー管理と動機付け | リーダーシップ、メンバーシップ | ||
コンセンサストレーニング | 自己認識、他者理解、折衝力 | ||||
27 | システム開発の狙い | 前提条件・制約条件 | 基本計画からグループ独自の企画提案を行う。 | ||
企画書要件 | |||||
28 | システム提案書の作成 | 業務分析、システムの役割 | 基本機能及び新しいサービス要件も組み入れた提案書を作成し、プレゼン資料としてまとめる。 | 業務相関図 システム提案書 【評価考察資料】 |
|
目的と背景、物理的条件 | |||||
29 | システムの「売り」 | ||||
プレゼン資料のまとめ | 企画の洗練(リファイン) | ||||
30 |
〜方向付け〜 ビジネスモデリングで作成した「システム提案書」を基に、実現可能なケースを確立する。 |
レビュー(発表) | 質疑応答 | 自グループの発表とともに他グループの考え方を見る。 | ドキュメント (JUDE) ソースコード |
現状評価・見直し | グループ内討議(吟味) | ||||
31 | 要求 | システム化対象の決定 | システム範囲定義を行い、アーキテクチャの選定を行う。 また、グループメンバーの役割を決め、工数・スケジュール・品質の初期見積りを行う。システム仕様に基づいたテスト計画を立て、プロトタイプ的に、一部の機能の実装から動作確認までを行う。 |
||
開発計画、プロジェクト計画 | |||||
32 | アーキテクチャプロトタイプ | ||||
分析・設計 | 要求仕様の作成 | ||||
33 | ユースケースビュー | ||||
サブシステム分割 | |||||
34 | 実装 | テスト計画 | |||
クラス実装 | |||||
35 | テスト | ユニットテスト〜統合 | |||
第1回リリース | 一部機能の実現 | ||||
36 |
〜推敲〜 開発プロジェクトの状況、スケジュールなどを考慮しながら新しいシステムの構築を確立する。 |
要求 | プロジェクトの見直し | 機能要求の大部分がユースケースモデルによって把握されていることを確認する。 また、アーキテクチャベースラインを確定する。基本機能(必須課題部分)のすべてを作成し、その動作確認を行う。 |
ドキュメント (JUDE) ソースコード |
アーキテクチャの確定 | |||||
37 | 分析・設計 | ユースケースとリスクの再検討 | |||
共通分析メカニズム | |||||
38 | 平行性と分散性の検討 | ||||
実装・テスト | ユースケースの実現 | ||||
39 | 実装モデルのコンポーネント | ||||
インクリメンタル開発 | |||||
40 | 実装・テスト | インタフェースの整合性 | |||
スタブとドライバ | |||||
41 | テストドリブンの実装 | ||||
第2回リリース | 基本機能の実現 | ||||
42 |
〜作成・移行〜 開発環境において完全に動作するシステムを作成し、提示する。 |
要求 | 機能外要求を含めた最終見直し | 生産性向上のために、ラウンドトリップエンジニアリング(分析〜設計〜実装・テストまでの一貫した流れ)を意識した開発プロセスとする。 最終リリースはオプション機能(自由課題部分)も統合した形での製品リリースであり、結合テスト、システムテストを経た後に、ユーザ(の目から見た)テストも自ら行う。 |
ドキュメント (JUDE) ソースコード 【評価考察資料】 |
変更管理の確認 | |||||
43 | 分析・設計 | 動的モデリングによる確認 | |||
オブジェクトの構造、時系列 | |||||
44 | 実装・テスト | プログラムコードの定義 | |||
コードレビュー | |||||
45 | 実装・テスト | サブシステム統合 | |||
ブラックボックステスト | |||||
46 | ホワイトボックステスト | ||||
テストプロシージャ | |||||
47 | フィードバック、移行 | ||||
最終(製品)リリース | 基本+オプション機能の実現 | ||||
48 |
達成した研修成果を確認し、最終発表に臨む。 |
プレゼン資料の作成 | システムの評価と今後の課題 | プレゼンシナリオと素材の編集 | プレゼン資料 【評価考察資料】 |
プレゼン効果の検証 | 綿密なリハーサルの繰り返し | ||||
49 | 最終本番(発表) | コンペティション方式 | 研修成果を自信をもって発表する。 | ||
企画書作成 | システム開発の着眼点 |
![]() |
![]() ![]() ![]() |