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書籍イメージ:オブジェクト指向型 ITが教育を変える 著書紹介
「オブジェクト指向型教育 ITが教育を変える」
 著者 : 木村利明
 出版 : 中部経済新聞社

本書は、情報教育に携わるすべての人に読んでもらいたいと思っています。
 
「双方向授業をどうやって実現するか」「学習者の習得能力の差をどうやって吸収していくか」など、個々の講師が苦労し工夫してきたノウハウをオブジェクト化しましょう。

そして、それを再利用する…つまり他の講師も使えるような仕組み(フレームワーク)を、志を同じくするひとたちで作り上げましょう。

そうすれば講師全体の意識や教育スキルが間違いなく向上するはずですし、それがすなわち、世の中に貢献するということに繋がると思うのです。

「あとがき」より
 
第一部 ITが教育を変える
同名のタイトルで中部経済新聞に連載した内容がベースになっています。
書籍化するにあたりまして、そこに大幅な加筆・訂正を加えました。
 
 
 第1章 情報リテラシー教育
 
1.
電脳適塾!
    教育の原点に立ち戻ろう
パソコンはヒトの能力向上のための機械
 
2.
作品をつくる 中身を見る
    パソコンを教えるからわからない
パソコンで何ができるかを教えれば誰もがわかる
 
3.
ケーススタディ 中身を見る
  機能学習からケーススタディ学習へ
雑な作品サンプル
入門編〜初級編〜中級編〜実践編
苦手意識の増幅
 
4.
コミュニケーション・ツール
    難しく教えてはいけない
人類が手に入れた初の無目的な道具
メチャ安い!そして便利!
学習動機が大切
 
5.
シルバー世代
    e-Japan 重点計画
『IT講習』 の功罪
安かろう悪かろう?
無料には勝てない
簡単なことだけでは…
きっと役に立つ人生経験の長さ
 
6.
エンプロイアビリティ
    就業のための基本的な能力
資格取得
本当に使えることが重要
 
7.
スタディスキル
    火炎瓶とビートルズ
大学は 「遊ぶところ」?
今の若い連中は 「勉強の仕方」 を知らない
留学生だけに必要?
基本は 「国語力」?
コンピュータ技術者の最大の資質
ヒトが 「学ぶ」 ための最大の資質
目標設定から継続学習(の習慣)へ
 第2章 情報社会型教育
 
8.
寺小屋方式!
    めだかの学校からすずめの学校へ
義務教育の「義務 とは
生徒参加の学習方式
 
9.
生きた知識
    誰でも当たり前に情報が入手できる社会
「つくる」と「わかる」
仮説と検証、そして「吟味」
 
10.
ミドルスタート
    日本では馴染みのない「ミドルスタート」
基礎から積み上げないと知識は身につかない?
基礎は誰にとっての基礎?
跳び箱流順序神話!
 
11.
ファシリテーター 中身を見る
    ヒトと話せないJava 技術者
教科 「情報」 新設 (高等学校)
インストラクターからファシリテーターへ
相変わらず 「教師主導型」 の教科書
情報処理能力のバラツキをどうするのか
探求学習
「情報」教員の孤独
Educe = 引き出す
現場の教師全員を「ファシリテーター」に
 第3章 シンクロニシティ
 
12.
性善説
    コーチング
パワーシフト
部下本位のマネジメント
行動科学
時代の要請は 『性善説 (Y理論)』
 
13.
エピソード記憶
    DNA二重らせん構造
コンピュータと他の道具との明確な違い
大脳生理学の適用分野
死滅する神経細胞 (ニューロン)
70歳を過ぎても記憶力は向上する
短期記憶、長期記憶
記憶の階層
歳を取ったら 「エピソード記憶」
 第4章 教育の実態と今後
 
14.
結果マネと原因マネ
    サンプル通りにしか作らない!?
ケーススタディのテーマが問題
もともとの目的は何だった?
「ケースを学ぶ」 のか 「ケースで学ぶ」のか
「学ぶ」 の根底は 「真似ぶ」
お手本の忠実な再現
本当に 「分かる」 ということ
 
15.
教育の品質 中身を見る
    FD(ファカルティ・ディベロップメント)
仕事をする前にお金がもらえる
教育バウチャー制度
シルバーは 「おいしい」 お客
教育にも品質が要求される時代
ねらいの品質、できばえの品質
オブジェクト指向型教育
 
16.
メンター(師匠)
    35歳定年説
技術のブラックボックス化
西暦 2007年問題
OJTが機能しない
これが研修カリキュラム?
そして講師は…
カリキュラム開発と講師養成
第二部 オブジェクト指向型教育
筆者の本業である専門技術者教育について、あるべき姿を言及する形になっています。
講師に必要なスキルや講師養成のあり方についても述べています。
 
 第5章 ラーニング(学びの)アーキテクチャ
 
17.
「ねらいの品質」の作り込み 中身を見る
    メーガーの3つの質問
学習目標と成果物
山本五十六 (レッスンデザインの構成)
ID(インストラクショナルデザイン)
楽譜と作曲、そして演奏
 
18.
「できばえの品質」の作り込み 中身を見る
    講師の力量
講師の3つのスキル
インストラクション手法
ファシリテーション
評価手法
ガニェの9教授事象とARCSモデル
 
19.
オブジェクト指向モデリング
  モデリングとは
モデリングの本質
抽象化
オブジェクト指向とは
抽象化と日本語
学習オブジェクト
粒度(りゅうど)
イテレーションとインクリメンタル
 
20.
「逐次型教育」 と 「オブジェクト指向型学習」
    従来教育は「逐次型」
「逐次型教育」で起きている問題
オブジェクト指向型学習のアーキテクチャ
比較@ : 学習形態
比較A : 講師
比較B : 学習者
フレームワーク
 第6章 講師養成
 
21.
アンドラゴジー (成人学習学)
    学習者のモチベーション
モチベーションの2つの条件
テーラーの科学的管理法
ペダゴジー (児童学習学) とアンドラゴジー
異常に高い進級率
生徒か学生か
生涯学習
 
22.
教えない教育 中身を見る
    伸びる社員をどうやって育成するのか
学習資本主義
いきなり演習!
LH効果
予定調和と 「胴体着陸」
 
23.
技術教育と技術者教育
    理論と技術、技術と技能、技能と理論
要素技術と開発技術
人はなぜ育たない?
コンピテンシー
 
24.
講師研修
    名プレイヤー必ずしも名コーチならず
「オブジェクト指向」 が抱える問題
結局は危機感の問題
研修の基本理念
講師養成事業の目的
研修の3つのフェーズ
講師のスキル定義
トレーニングの5段階
「教育」 と 「ファシリテーション」
教え好きな講師の妄想
 
 
 
     
 
 
 
 
 
 
 
     
 
 
 
 
 
 
 著者プロフィール
  木村利明(きむら としあき)
 
 

1949年愛知県生まれ。
1967年名古屋大学経済学部に入学。 
1971年同大学中退後、ソフト開発に従事する。
1986年情報系大手専門学校に就任。
自ら教育に携わるかたわら、教務責任者・学務責任者・学校長を歴任。

現在は葛ウ育エンジニアリング研究所の代表取締役として、コンサルタント業務、セミナー、企業研修などに従事している。

特種情報処理技術者、日本生産管理学会会員、〔電脳適塾〕塾長、MOTコミュニティ常務理事。

 

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